12月6日は聖ミクラーシュの日
12月6日は、聖ミクラーシュの日。
この前日、12月5日に聖ミクラーシュ軍が街中に出現します。
聖ミクラーシュ = 聖ニコラウス。キリスト教の聖人で、サンタクロースの元となったと言われています。
白い髭に白い服を着ています。
聖人ミクラーシュは分厚い本をもち、その中にこどもたちの履歴が記されています。
天使は、子供たちを守り、お菓子をあげます。
悪魔は、ごつめのチェーンと土色の顔で子供たちをびびらせます。
出張聖ミクラーシュ団を予約すると、3人衆がお宅訪問してくれます。
おうちにやってきて、子供たちに「いい子にしていた?」と問いかけるのです。
悪魔が怖すぎて泣き叫ぶ子たちもいます、それはまさに、日本のナマハゲ。
「悪い子はいねぇだか?いい子にしていたか?」
いい子にしていた?と聞き、「ano」と答えると、おかしがもらえ、
「NE(No)」と答えると、腐ったジャガイモや石炭をもらうそうです。
特に悪い子は、ズタ袋に入れられて悪魔にさらわれてしまいます。
街でも出会える3人衆
天使、悪魔の3人衆は、街中に現れ、カフェや飲食店の中にも入ってきます。
一曲歌って帰って行きます。
旧市街広場での目撃情報が多く、複数の3人衆が同時多発的に街中にちらばっています。
12月5日に街中をウロウロしているときっと出会えることでしょう。ぜひ写真をとってもらってくださいね。
ちなみに、どこに寄付されるかわからない寄付ボックスを持っているので、入れたい人はどうぞ。
なお、クリスマスシーズンのスーパーで売っているサンタっぽいチョコレートですが、あれは、サンタではなく、チェコの聖ミクラーシュです。
プラハの聖ニコラス教会
プラハの聖ニコラス教会は、プラハ城下のスタバの裏側にあります。
コンサートもしているのでスケジュールをチェックしてください。