[安い・簡単調理・栄養満点]スーパーで買える豆8選&豆料理レシピ
ヨーロッパって、乾燥豆の種類が多いですね
こんにちは、プラハの暮らし編集部です。
レストランだけではなく、家庭料理でも豆はよく使われています。ビーガンの多いヨーロッパでは、タンパク質が豊富な豆の多さに納得です。
チェコでは、新年にレンズ豆を食べる習慣があるので、レンズ豆のスープを作ったところ、簡単・早い・安い、しかも栄養価が高い。茹ですぎた豆は冷凍して保存できる。スーパーで豆を買い漁って、豆料理のレパートリーがぐんと増えました。
とにかく安くて、お腹も膨れるので、ダイエットや夜食にもぴったり。来客が来た時の簡単な一品料理、スープとしても出せる!
和食を作って口に合わないかもと心配するより、とりあえず豆料理を出しておけば大丈夫だろうと保険として使えますね。
私のレパートリーは和食しかなく、欧州やチェコのレシピはトンチンカンなのですが、豆を入り口にヨーロッパ風の料理に一歩踏み出せそうです。
今回は、スーパーで手軽に買える豆の種類の説明と簡単和風・洋風レシピを紹介します。
スーパーで買える豆
まずは日本人に馴染みのある豆から紹介しましょう。
大豆 Soy, Sójové boby
ビオショップやオーガニック製品として人気の豆腐、納豆、テンペ(インドネシア発祥の発酵食品、ブロック状で売られている)が売られています。
乾燥大豆は一晩水に浸して、15分ほど煮込むと下準備が完了します。
市販の納豆と乾燥大豆から、ヨーグルトメーカーや炊飯器を使って納豆を培養することもできます。市販の納豆をタネ菌として乾燥大豆を簡単に増量させます。
大豆のレシピ
あずき Azuki, Fazole adzuki
赤ワインの2倍のポリフェノールを含有するあずきは、美容効果も期待できます。
あんこを作って、どら焼きやクロワッサンに挟んで和のお菓子できます。
たっぷりのお湯で柔らかくなるまで茹でて、最後に砂糖で煮詰めるだけで簡単おやつができます。
あずきのレシピ
レンズ豆 Lentil, Čočka
レンズ豆は緑色、赤色、黒色、オレンジ色があり、1粒になっているものは半分に割れているものがあります。
オレンジ色のレンズ豆は、浸水の下準備が不要です。煮込むとすぐにどろどろになります。
レンズ豆のレシピ
玉ねぎを炒めて、レンズ豆とチキンブイヨンで煮込むだけで立派なスープができました。このレシピで豆に目覚めてしまいました。
エンドウ豆 Green peas, peas, Hrách
さやえんどう、グリーンピース、エンドウ豆は同じ種類の豆です。
さやえんどうが、さやにはいった柔らかい状態のもの、さやえんどうが大きくなった実がグリーンピース。グリーンピースが成熟したものがエンドウ豆(赤えんどう・青えんどう)と呼ばれています。
ちなみに、枝豆の成熟したものが大豆です。
乾燥エンドウ豆は浸水の必要がなく、30分ほど煮込むことで調理できます。
エンドウ豆のレシピ
いんげん豆、キドニービーンズ Kidney beans, Fazole
腎臓(kidney)の形をしているので、キドニービーンズとも呼ばれています。
香辛料をたっぷり使ったスパイシーな料理と相性がいいので、メキシコ料理のチリコンカンで使われています。
6時間ほど浸水が必要です。
いんげん豆のレシピ
ひよこ豆 Chic pea, Cizrna
中東料理のフムスやファラフェルで使われているひよこ豆はナッツの味に近いです。クリーミーでクセがなく、栄養価も高いので人気です。
浸水には8~12時間必要です。
ひよこ豆のレシピ
緑豆、ムンゴ、ムング豆 Mungo
中国やインドで使われている緑豆は、2時間の浸水が必要です。独特の香りとクセのある豆です。
緑豆のレシピ
テンペ tempeh
インドネシア発祥の大豆をテンペ菌で発酵させた発酵食品です。
匂いやクセもないので、食べやすいのが特徴。
健康食品としても注目され、ビーガン向けに肉の代用品として使われています。ハンバーガーの肉の代わりにテンペがはさまれていたりします。
ショップではブロック状で販売されているので、食べやすい大きさに切って、肉と同じように焼いて味付けをします。
テンペのレシピ
素敵な豆ライフを!
豆の名前+レシピで検索すると、たくさんのレシピが出てくるので、好きな豆と調理方法の組み合わせをみつけてくださいね!