海外でのパスポート再発行・申請に時間がかかるようになります!
・パスポートの有効期限が近いなら、オンラインで更新しましょう。
・2024年3月以降は発行に1ヶ月かかるので、旅行計画に要注意。
要点
・これまで海外でパスポートを更新する場合、5日ほどだった。
・2025年3月24日から、「2025年旅券」の発給開始になる。これは日本で作成するため、パスポートの申請から交付までの時間が4週間ほどかかる。
変更点
1 旅券の仕様変更と申請から交付までの必要日数の大幅増加
(1)2025年3月24日から、旅券の偽変造対策を強化するため、人定事項ページにプラスチック基材を用いた「2025年旅券」の発給開始
(2)現在は、旅券の申請から交付まで約5日かかるが、2025年3月24日以降に申請された旅券は、国立印刷局(日本国内)で集中作成され、当館まで配送されるため、申請後の審査終了から4週間前後の日数を要する。
(3)申請時に所持していた旅券は、新しい旅券の交付時に返納(失効処理後に返却します)するまで、引き続き有効期間が残っている場合は使用できる。
(5)2025年3月24日以降に申請した旅券の具体的な交付日については、申請時に予定時期(目途)がわかる。交付準備が整った段階で、再度大使館から連絡がある。(窓口での書面申請の場合は電話、またはメールでの連絡、ORRネットでのオンライン申請の場合は登録されたメールアドレスにメール)。
2 郵送による旅券申請の仮受付の終了
(1)遠方の邦人には、郵送による旅券申請の仮受付があったが、旅券の集中作成開始に伴い、3月24日以降、同サービスを終了いたします。
日本のパスポートを海外で更新する方法
1. 必要な書類を準備する
パスポート更新に必要な書類は以下の通りです:
- 現在のパスポート(有効期限が切れていない場合)
- パスポート用写真(規定サイズ、最近撮影したもの)
- 申請書(在外公館で入手可能)
- 身分証明書(運転免許証や住民票など)
- 手数料(現金またはクレジットカードで支払い可能)チェコの場合は、現金。
2. 在外公館に連絡する
お住まいの地域の日本大使館または領事館に連絡し、必要な手続きや書類について確認します。特に、パスポート更新に関する最新の情報や特別な指示がある場合があります。
3. 申請手続き
必要な書類を揃えたら、在外公館に直接訪問し、申請手続きを行います。多くの場合、予約が必要ですので、事前に確認しておくことをお勧めします。
4. パスポートの受け取り
申請後、通常は数週間で新しいパスポートが発行されます。受け取り方法は、直接訪問または郵送のいずれかを選ぶことができる場合があります。
注意点
- 各国の在外公館によって手続きが異なる場合があるため、具体的な要求事項は必ず確認してください。
- パスポートの更新には時間がかかることがあるため、早めに手続きを行うことをお勧めします。
詳しい情報は、外務省の公式ウェブサイトやお近くの日本大使館・領事館のサイトを参照してください。
日本のパスポートを海外でオンラインで申請する方法
令和5年3月27日から、パスポートの申請がオンライン在留届(ORRネット)に登録してオンラインでできるようになりました。ORRねっとから在留届を提出してから、パスポートの申請ができます。
オンラインで申請すると、大使館に申請のために行く必要はなく、受け取りの1回だけですみます。
切替の場合は、戸籍謄本が不要。それ以外は、戸籍謄本が必要。戸籍謄本は、大使館に郵送可能な場合が多いので問い合わせる。
オンラインで申請できるのは下記です。
- (1)パスポートを更新する(切替申請)→戸籍謄本いらない
対象者
- 残存有効期間が1年未満となった方
- 査証欄の余白が見開き3ページ以下の方
切替申請(更新)の詳しい手順はこちら(印刷用手順書はこちら(PDF))
- (2)新しくパスポートを申請する(新規申請)→戸籍謄本いる
対象者
- 初めてパスポートを申請する方
- パスポートの有効期間がすでに切れている方
- (3)氏名や本籍等を変更する(注1)→戸籍謄本いる
対象者
- 結婚や養子縁組等により、戸籍上の姓に変更があった方
- 本籍地の都道府県に変更があった方
- 国際結婚等により、配偶者の姓を別姓として追記する方
- (4)紛焼失を届け出て、新しくパスポートを申請する(紛失届及び新規申請)→戸籍謄本いる
- パスポートを紛失、焼失した方、盗難にあった方
(紛焼失届出及び、新規発給の申請を同時に行います
オンライン申請に必要なもの